飛んで!回って!またブログ

しんやの何かを綴るブログです

原田珠々華との出逢い、そして

 

彼女を知ったのは偶然だった

去年の10月下旬か11月にたまたまTwitterのタイムラインに現れた『Fifteen』

シンガーソングライターが好きなので、試しにちょっと聴いてみた

イナズマが身体を駆け巡った

そんな気がした

そして、すぐに

「これはライブ観ないと始まらない!」

と想い、すぐにイープラスにアクセスしてみた

そしたら、12月に2本

ワンマン!

しかも、バンドと弾き語りとあるじゃん

すぐに2公演分のチケットを買った

 

彼女が元アイドルグループだということは全く知らなかった

後に調べて、元アイドルネッサンスのメンバーということが分かった

アイドルネッサンス

妙に聞き覚えのあるグループ名だった

まさかと想い、CDの山から探し出した

アイドルネッサンスは元々『YOU』を出したときから、新譜が出ればAmazonでポチっていたくらいにはファンだった

が、メンバーには全く興味が無く、石野理子ちゃん以外は顔も名前も良く知らない

そんな存在だった

そんなアイドルネッサンスの追加メンバーだった彼女

当然、CDを買っていれば分かるであろう

顔や名前も分からずにスルーしていた

ただ、曲が好みだった

オリジナルの『前髪』の出だしを彼女が歌っていたということを知るのも、つい最近のことだった

知らない間に、実は知っていた

そう想ったら、今の自分と原田珠々華との出逢いは、デスティニー

まさに、運命だと想った

きっと、アイドルネッサンスのイベントやライブに行っていたら、彼女のことはそれほど興味を持たなかったかもしれない

今みたいに頻繁にライブには行ってなかったかもしれない

ほんの少しのすれ違いが、運命と叫んだ

原田珠々華を知るタイミングなんて、常にあったんだと想う

なのに、存在すら『Fifteen』を聴くまで知らなかった

もっと前に知っていたら・・・と想うこともあるが、今はこの運命を受け止めている

アイドルネッサンスはCDとDVDとBlu-ray持っているのに、石野理子ちゃん以外は全く分からなかったし、映像もほとんど観ることはなかった

おれのアイドルネッサンスの印象は言い方は悪いが、石野理子とそれ以外だった

だからこそ、初めて『Fifteen』を歌っている彼女のMVにイナズマを撃たれたのかもしれない

尾崎豊が大好きなおれの心を撃つには、『Fifteen』だけで充分だった

ほかに何もいらなかった

すごい才能だと想った

でも、YouTubeで調べたりはしなかった

『Fifteen』以外の曲はライブで初めて聴きたかったから

初めてのライブは2公演共にギリギリにチケットを取ったから、一番後ろから観ていた

初めて彼女の生の演奏を聴いたときに

「あぁ、これを求めていたんだ・・・」

と想い、目が潤んだことは忘れてない

こんなすごいシンガーソングライターが出てきたんだと

こんな感性を持った若い才能が現れたのかと

嫌というほどに感じさせられた

そして、そのときに彼女が横浜アリーナでライブをやることが夢だと言った

おれは真っ正面から受け止めてしまった

こんな真っ直ぐな夢を語れる人なんだと

そのときにフロアからは笑いが漏れた

忘れもしない

無理かもしれない

でも、走り出さなきゃ始まらない

口に出して言霊にしなきゃ始まらないことだってある

それが彼女の夢なんだと

彼女は走り出した

 

アイドルの現場自体、ハロプロとAKBとアイドリング!!!しか行ったことがなかった

だから、最初特典会というものがなんなのか全く分からなかった

分からないままにグッズを買って前の人に習ってチェキにサインと告げた

いざ、彼女を目の前にすると緊張で何も言えなかった

いや、言ったんだ

横浜アリーナまで追い続けますと

そのときから、原田珠々華との関係性が始まった

 

彼女のライブに行くに連れ、最初は彼女みたいなシンガーソングライターが現れたなら、もうおれは無理かもしれない、ダメかもしれないと己の才能に卑屈になっていた

でも、いつからか、いつか同じ舞台で

いつか一緒にステージに立ちたい

そんな気持ちが芽生えていた

彼女の新曲であり、1年かけて育てている途中の『Sixteen』という曲の

「音楽は君にとっての何だ?」

という一節

初めて聴いたときに、胸を突かれた気がした

音楽はおれにとっての何だ?って

考えさせられた

その答えはまだ出てない

だが、一つだけ

原田珠々華の対角線よりも同じステージに立ちたい

そんな気持ちが強くなった

彼女はおれにとっての神様なんだ

神様はいつだってヒントをくれる

ライブの度にヒントをくれるんだ

彼女の答えは見つかったのだろうか?

次またいつ観れるか分からない彼女のステージ

観る度に生きるための活力をくれる

そんな彼女が好きなんだ

彼女の歌に今日も浸ろう

ありがとう、原田珠々華

あなたに出逢えて私の人生は変わった

気がする