飛んで!回って!またブログ

しんやの何かを綴るブログです

ランチタイムミュージックトリーツ スペシャル

DJ:鈴村健一



前半:特撮スペシャ
1曲目:藤浩一とメール・ハーモニー 『レッツゴー!!ライダーキック』(『仮面ライダー』第2期OP)
1曲目ということで、客が空気に馴染み易いように有名な曲。
仮面ノリダー』の話題も出たり。
ちなみに、藤浩一は子門真人のこと。
むらけん的には、藤岡弘、さんは歌っていたのに、2号の佐々木剛さんが歌っていなかったのは、きっと歌がやばいからw
でも、調べてみたら、佐々木剛さんも『レッツゴー!!ライダーキック』を歌っているみたいですね。
2曲目:みすず児童合唱団ボーカル・ショップ『ネピュラの星』(『スペクトルマン』第2期ED)
まさか、昼時の文化放送でこの曲を聴くとは思いませんでした(笑)
むらけんも、昔はこういうのが許されていたんですよね〜とか言いながら、めちゃめちゃノリノリだったというね(笑)
歌詞が物凄く斬新というか、時代を象徴してるので、気になった方は歌詞検索サイトなどで調べてみてはいかがでしょうか。
番組タイトル変更履歴なども語ったり。(『宇宙猿人ゴリ』→『宇宙猿人ゴリスペクトルマン』→『スペクトルマン』)
むらけん曰く、最初は敵側の視点から描かれた斬新な作品だったけど(『宇宙猿人ゴリ』)、徐々にスペクトルマンに追い詰められていって(『宇宙猿人ゴリスペクトルマン』)、最終的には番組タイトルを乗っ取られてしまって(『スペクトルマン』)、この時点でゴリの勝利は確実に無くなったと思いましたね。
このむらけんの説明には、そうだわなぁと笑ってしまいましたね。
曲中にボードにスペクトルマンの似顔絵を描いて見せたり。
3曲目:秀夕木とコロムビアゆりかご会『戦え!!人造人間キカイダー』(『人造人間キカイダー』ED)
“ギターのパンチ”って、なんやねん!と、ただそのことをこの場でツッコミがしたいがためだけに、この曲を選曲。
この作品については、『鈴村健一の超人タイツ』で約1年以上にかけて、全話解説してましたからね。
曲中に歌詞に合わせて動いてみたり。
4曲目:キャッツアイズとヤング・フレッシュ『あいつの名前はレインボーマン』(『愛の戦士レインボーマン』第2期ED)
敵側の視点から歌われている珍しい曲。むらけんはレインボーマンが好きということで、今では放送禁止用語な話題をしてましたね。キ○ガイ系の(笑)
もちろん、口には出しませんでしたが、説明する動作がちょっとやばいだろって思った。
その後に、そういうことはあまりやらないようにって、注意されてたみたいだけど(笑)
5曲目:安永憲自『ヤマトタケシの歌』(『愛の戦士レインボーマン』第1期ED)
若き日の水島裕さんが歌っているこの曲。この時代の今までの特撮モノの曲にはない主人公の本音が語られる斬新な歌詞がたまらなく好きなのだとか。35秒(?)で終わる最速曲。
6曲目:池田鴻『怒れ勇者よバトルホーク』(『バトルホーク』OP)
鈴村健一の超人タイツ』のタイトルの元ネタとして、有名な出だしのフレーズ“真っ赤なタイツ”
この作品は特撮好きな人にも、あまり知られてない作品で、リアルタイムを過ごした人もあまり知らない作品。マイナー中のマイナー作品。その理由は、当時、裏番組では大人気作品『一休さん』が放送していたので、視聴者の殆どがそちらを観ていたため。もちろん、鈴村少年はこっちを観ていたようでね。予算があまりにも無かったのか、タイツの質が悪くて、ダボダボで、ホークが金物屋で安く買えるような斧だったのが面白かったのだとか。
前に、杉田智和氏が、むらけんにこの作品の話を振ってきたことがあるのだとか。それで色々と話していて、ふと、むらけんが「お前観たことあるの?」と訊いたら、「いえ、全く観たこと無いです。」と返されてしまったとか(笑)
名前だけ知っていたようで。
ちなみに、マイナーゆえに未だにDVD化はされていなく、今観るのは非常に困難とのこと。
曲中にボードに、赤いペンでタイツ!と書いたり、バトルホークの似顔絵を描いて見せたり。
7曲目:MoJoコロムビアゆりかご会星雲仮面マシンマン』(『星雲仮面マシンマン』OP)
この曲を作ったのが、『ルパン三世のテーマ』で御馴染みの大野雄二さんということで、物凄くソレに似せて作ってあるとか。イントロとか、もろそうだったけど。
曲中にボードに“う○こ”と書いたり、曲中の歌詞に合わせて暴れたり(笑)


ここで、お昼ご飯ということで、文化放送2階にある店の和風パスタを食べたり、料理を運んでくれたそこの店長さんにカロリー控えめでいいですねなんて、鈴村プロテインになって話しかけたりと。
後半:今更『box universe』全曲解説スペシャ
8曲目:鈴村健一『cal』(『box universe』より)
あの今は歌わない声優で御馴染みの櫻井孝宏さんは、この曲の歌詞の一部「およそ1キロ先渋滞在ります」というフレーズがお気に入りらしく、自宅で一人むらけんのモノマネをしながら歌ってるらしい。
もはや、一部の人たちにとっては御馴染みの曲でイントロが聴こえてくるだけで笑ってしまいましたよ。
9曲目:鈴村健一VALUE』(『box universe』より)
この歌の歌詞は、VALUE=価値ということで、色々な価値観・見方があってもいいんじゃないかと思い書いた詞。
戦争=悪いってイメージばかりがあるし、そう教えられてきたけど、決して悪いだけではなく、戦争をしたことによって得られたものや勉強になったことも少なからずあると思うから、一概に戦争をするなっていうのはおかしいんじゃないのかなぁと、もちろん決して戦争が良いと言ってるわけではないけど・・・と言ってましたね。
自分の価値観だけではなく、色々な価値観でモノを見ることも大事。
個人的には、この曲はフリッパーズ・ギターとか初期のコーネリアスに近い音だなぁという印象を持ってます。
10曲目:鈴村健一『Moving』(『box universe』より)
夢について。簡単に言うと、夢ばかり見てないで現実を見ろという詞。だからといって、夢を見ることを止めろということではなく、夢という無限の可能性に向かって歩き続けていれば・・・と。
11曲目:鈴村健一ジュブナイル』(『box universe』より)
以前、吉野裕行氏がこの番組を担当したときに、むらけんがこのミニアルバムを渡して「好きな曲を流せ」と言ったら、この曲を流したらしいという話。
先に『ジュブナイル』というタイトルだけが思い浮かんで、後から歌詞が出来上がったのだとか。
ジュブナイル=少年時代ということで、今の自分を形成してきた時代。あの頃のことを書いた詞。
1番のサビで歌われている“赤いギターをかきならしながら、鉄塔から現れる”ヒーローと、2番のサビで歌われている“バイクで駆けつけ変身ポーズを決めて、みんなの自由守っている”ヒーローというのは何の作品のことですか?というお手紙を当時かなり貰ったとか。ちなみに、1番が『人造人間キカイダー』のことで、2番が『仮面ライダー』のことなんですけどね。むらけん曰く、まんまということでね。ちょっと、ノスタルジックな感じにしたいということで、雑音のようなエフェクトもかけたりして、けっこう拘った曲。
曲中にむらけんが手拍子を促したり。
12曲目:鈴村健一『いぬ』(『box universe』より)
文字通り、いぬ。むらけんが飼っている2匹の犬(ももとアイビー)を溺愛するがあまりに出来た曲であり、このミニアルバム唯一のバラード曲。
ブックレットに写ってる犬は誰の犬なんですか?というお手紙も貰ったことがあるとか。ちなみに、ももとアイビーで、ブックレットのスペシャルサンクス欄にも、さり気無く載せてるという。
犬や他の人間以外の動物は5分先のことも考えられないような脳の構造で、何かをするために何かをしようと考えることが出来るのは人間だけに与えられた特権なんだという、2番のサビの部分のことを指して、この詞の核心の部分を表していたりもしましたね。
13曲目:鈴村健一『とりあえずそれで行こう』(『box universe』より)
この曲は失恋の詞ですか?というお手紙を良く貰うのだとか。実は、失恋の詞ではなく、引越しが多い家庭だったから、その場所その場所で、気持ちを入れ替えて、良いことも嫌なことも全部受け入れて、何事も楽しんで行こうよという想いを詞にしたんだとか。
私は最初聴いたときから、失恋の詞だとは思っていなかったですね。むらけん自身も言っていたように、何事も受け入れて楽しんで次の新しいステップに行こうよっていう風に感じていたので。だから、ちょっと凹んだときとかに聴いたりなんかしたりしますね。
ラストナンバーの『とりあえずそれで行こう』の途中で、むらけんが外に出て、曲が終わるまで40秒ほどトーク。男性客弄りとか、通行人のサラリーマンの方に挨拶したりして終了。
むらけん曰く、前半は面白おかしく、後半は真面目に行こうと思っていたら、どっちも中途半端になってしまったという。



特撮と尾崎豊*1で来るのかなぁと思っていたら違いましたね。ただ、『ジュブナイル』が流れたら良いなぁと思っていたり、曲解説が聞きたいと思っていたので、行けて良かったです。
ちなみに、私が着いたときには、もう200人近く並んでいて、その中で男性は一人だけでしたが、終わったときには100人近く増えていて、男性客も4〜5人増えていたりなんかしてましたね。
とりあえず、いつも通りなんですが、詳しいレポ等は他所様のサイトやブログをご覧くださいね。
うちはただの感想ということを強調しときます。
では、本日ご参加なされた方々、スタッフさん、鈴村健一さん、お疲れ様でした。

*1:カラオケで尾崎豊のみを歌うユニットZAKIのメンバー。他のメンバーは高橋広樹吉野裕行岸尾大輔