飛んで!回って!またブログ

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ハッスル・マニア2007


オープニング劇場
まさか、“モンスターK川田利明の出番が本当にこのオープニング劇場と最後の高田モンスター軍とハッスル軍全員集合の高田総統劇場のときだけとは思わなかった。川田の試合も観たかったけど、『ビューティフル・サンデー』を生で聴けたからいいか。田中星児さんご本人が登場だもんなぁ。でも、会場内はあまりにも昭和すぎて、たぶん8割強の客は分かってなかったと思う。反応が微妙すぎたからね。歌い終わった後は、武勇伝フラグで、オリエンタルラジオを呼び込んで、トシちゃんとして武勇伝を作り上げちゃったりと、最後の最後で上手く締めていたけど、次回からはもうやらないのかな。集大成って言ってたし。


第1ハッスル
崔領二          “モンスターK'”佐藤耕平
○ KUSHIDA    vs    赤鬼蜘蛛
\(^o^)/チエ        青鬼蜘蛛 ×
    8分58秒 超新星プレス

チエをモノとして扱うネタが完全に定着してるのね。チエごとヘッドバットはちょっと笑った。
にしても、耕平vsチエ、耕平vsクシの絡みは面白かったなぁ。クシが異様に耕平に絡みに行ってたもんなぁ。


第2ハッスル
海川ひとみ     vs   ジャイアント・バボ
ザ・グレート・サスケ      島田二等兵 ×
      10分14秒 カイカワロック

眞鍋かをりが特別リングアナとして、リングから2組を呼び込んでいたけど、なんか間延びした呼び方で笑ってしまった。入場は海川組からで、普通に入場。バボ組は入場から魅せてくれた。島田二等兵がまさかのヌルヌル魔王こと秋山成勲のマネをしての入場。柔道着を着て、クリームを塗りたくって、唇が乾燥しないようにリップクリームを大量に塗りたくるパフォーマンス。ここでこのネタを持ってくるとは思わなかったから噴いた。コールのときは、海川組とレフェリーだけをコールして、バボ組をスルーしていたのには笑った。試合は、前半は島田二等兵の公開セクハラだったから、地上波ではカットされるんだろうな。バボのバレーボール攻撃も受けていたけど、あれは本気で痛いよね。っつうか、海川ちゃんのコーナートップからの場外プランチャは感激した。よくぞ、ここまで成長した!って感じで。最後は、海川ちゃんのバックドロップからのアンクルロック=カイカワロックで島田二等兵からギブアップ勝ち。試合後は涙ながらのマイクで一年を総括して退場。
なかなか良い試合だった。サスケが足を負傷したのか、試合後に足を引きずっていたのが気になったけど。


第3ハッスル(ダイナマイト・ハードコア・ハッスル・ウェポンマッチ)
○ キンターマン  vs   “ファイアーモンスター”大谷晋二郎
クロダーマン         ザ・モンスター℃ ×
10分44秒 ハントパンチ→体固め

京楽ってことで、巨大パチンコ台のスロットを用意していたのにはビックリした。スーパーリーチもとい、総統リーチはちょっと面白かった。揃ったら、マーク・ハントが助っ人として登場してビックリ。ここで出るかぁ!ってな具合に。クロダーマンと℃の場外ブレーンバスターの打ち合いや自転車ラリアットも良かった。


第4ハッスル
× ケロロ軍曹  vs  スコット・ノートン
5分43秒 パワースラム

渡辺久美子さんのアドリブに救われた。ノートンもさぞやりにくかっただろうに(笑)
渡辺久美子さんの生アテレコが無かったら、けっこうキツかったかも。
ご自身がプロレスマニアだからこそ、微妙な空気を察知してのアドリブ能力に長けていたよね。
試合後は、ケロロが大晦日ケロロ小隊の誰かを呼ぶと言っていたけど、まさかのギロロ(CV:中田譲治)が大晦日参戦か!? だとしたら、今日より凄いことになりそうだ。


ジャイアント白田登場
ハッスルブレイク明けに、スペシャルゲストということで大食いを引退したジャイアント白田がジャイアント馬場の入場曲『王者の魂』にのって登場して、大晦日にデビューすることを報告。報告後に、いきなりカレーの早食いを始めて笑った。っつうか、身長もあるし、ガタイも良いから、かなり良さそうだよね。バボ辺りとやるのかな?


第5ハッスル
× HG  vs  ボブ・サップ
6分43秒 ビーストボム

試合前のVTRの崔のボケに対しての天龍のノリツッコミが意外と面白かった。
サップの入場時の特効にちょっとビックリした。音がちょっと大きすぎた(笑)
試合はやっぱりHGは巧い。ただ、サップはそう簡単に攻略できないね。ドロップキックやフィニッシュのビーストボムの説得力はバツグン。HGは首を負傷したみたいね。


セミハッスル
○ “ハッスル大将”天龍源一郎     インリン様
RG          vs        モンスター・ボノ ×
TAJIRI                 アン・ジョー司令長官
10分24秒 ボノちゃん返し

芸達者たちの試合なので、楽しみにしていたけど、大正解だったね。
TAJIRIのバズソーキックがインリン様にクリーンヒットして気絶。それを見たボノがキレて、試合後に「パパに言いつけてやる!」と言っていたけど、大晦日グレート・ムタ登場フラグか?
TAJIRIも言ってたしね。っつうか、インリン様の技がどんどん豊富になっていくね。


メインハッスル
○ 坂田亘  vs  ザ・エスペランサー ×
12分34秒 スーパーキック

エスペの入場時のWWEを思わせる演出に鳥肌が立った。ただでさえ、『トレーニングモンタージュ』で鳥肌が立つのに、この演出・・・恐れ入った。試合はエスペのオーラに圧倒されたり、こちらの攻撃が悉く裏目に出たりと、エスペの牙城が全く崩せず、追い詰められていく坂田。エスペの必殺レーザービターンを坂田が避けたけど、避けた先にいたカメラマン(?)の胸を打ち抜き、そのカメラマンが転落・・・人の命をもあっさりと奪うレーザービターンには流石に声が出なかった。この後も、坂田のピンチは続いて、もうダメなのか・・・と思ったときに妖精こと小池栄子が登場。エスペにレーザービターンを要求して、それを愛の力で撥ね返すという奇跡。ただ、完全には撥ね返せなかったようで、栄子も倒れたけど・・・。レーザービターンを撥ね返されて瀕死のエスペに対して、坂田の必殺スーパーキック(トラースキック)が炸裂。エスペの体が爆発して倒れたところをフォール。
倒れた栄子の元に坂田が駆け寄り、抱き上げると・・・冬ソナよろしくの『最初から今まで』が流れての感動路線。っつうか、坂田「妖精さん」栄子「坂田さん」の絡みが異様に面白かったな。RGに「小池栄子さんですよね?」と言われても、頑なに否定。あくまで、妖精さんなのです。
とりあえず、総統の「うそだよ〜ん」は不意打ちすぎて噴いた。
最後は坂田が涙ながらに語っていたけど、あれがハッスルというスポーツエンターテイメントの完成形なんだろうなぁって感じた。1年を締める大会のメインを任されたこと、フジテレビショック〜テレビ東京がバックに付くまでのキツかった1年の流れ、色々なことが坂田に重圧となって圧し掛かっていたんだろうな。坂田に釣られてか分からないけど、RGやチエも号泣してたし、天龍も「良くやった。」って感じの満面の笑みだったから、観ているこっちまで涙が・・・。もう、今回のマニアでハッスルというジャンルが完全に確立されたと思う。


っつうか、新しいハッスルポーズ(今回限り?)の「ハッスル!ハッスル! ラブアンド〜ハッスル!!」は、「ワッタル!ワッタル!」くらい恥ずかしいだろう(笑)
でも、その恥ずかしさを感じさせないくらいに、坂田と栄子の愛を感じたね。





今回のマニアは本当に総決算って感じの内容だった。出演者・スタッフたちのハッスルに対する想い・・・十分に伝わってきたし、観た人たちにも伝わってると思う。ただ、あまりにもレベルが高すぎたから、今回初めて観た人たちの中には今後の興行に物足りなさを感じる人もいるかもしれないよね。でも、そこはハッスル。きっと何かをやってくれると思う。だからこそ、今後に期待したい。
大会終了後に、川田のサイン会が急遽決まったのに、20分近く待たされた上に、急遽中止になったのは、何故なんだろう。撤収時間の関係かな。
そういえば、会場を出るときにすれ違い様に耕平を見たけど、めちゃくちゃオーラが無くてビックリした。
握手したかったのに、逆に声を掛け辛かったよ。
大会の詳しい様子はハッスルの公式に写真付きで載っているはずなので、そこを見てください。
では、ハッスラーの方々、スタッフの方々、参加された方々、本当にお疲れ様でした。